この投稿では、Netbeans・IDEを通常のセットアップ方法でインストールせずに実行させる方法を教えます。通常のインストラーを使用しない理由が沢山あって、それらを前回の投稿に記載しました。
まず、NetbeansのOSに依存しないZIPを取得する必要があります。次のページからダウンロードできます。
http://www.netbeans.org/downloads/index.html?pagelang=ja
ダウンロードボタンをクリックする前に、プラットフォームというリストを見つけて、「OSに依存しないZIP」項目を選択します。ダウンロードボタンをクリックして、ZIPファイルをローカルディスクに保存します。
この投稿では、Netbeans 6.7の「JAVA SE」というダウンロードバンドルをダウンロードしました。ダウンロードされたファイルはnetbeans-6.7-200906241340-ml-javase.zipというものです。そのZIPファイルは「netbeans」というフォルダーを含みます。このフォルダーを好きな任意のフォルダーに解答します。私の場合、手動インストールしたプログラムを常に「D:\PortableApps」というフォルダーに置いているので、Netbeansのインストールパスは「D:\PortableApps\netbeans」になります。「netbeans」フォルダーが「bin」や「etc」等のサブフォルダーを含むことを確かめてください。
プログラムのバージョン番号を反映させるようにインストールフォルダー名を変更することを勧めます。私のは「D:\PortableApps\netbeans6.7」に変えました。
次に、NetbeansにJDKをどこにインスールしたかを教えなければいけないので、次のように設定を行います。
Netbeansのインストールパスの「etc」サブフォルダー(D:\PortableApps\netbeans6.7\etc)にある「netbeans.conf」というファイルを開きます。次の文字列を見つけて、コメントにしないように
先頭の「#」を削除します。
#netbeans_jdkhome="/path/to/jdk"
そして、次のようにJDKのインストールパスを書き変えます。
netbeans_jdkhome="C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_10"
これで設定が終わりました。Netbeansのインストールパスの「bin」サブフォルダー(D:\PortableApps\netbeans6.7\bin)にある「netbeans.exe」というファイルを実行させるとNetbeansを使い始めるようになります。
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